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2023年古代メキシコ展〜古代メキシコへのいざない〜7/17-2-

2024.05.03(Fri) | EDIT

古代メキシコへのいざない」(トウモロコシ)
トウモロコシは、新大陸を代表する栽培植物の1つで
カボチャ、インゲンマメ、アボカド、トウガラシ、トマトなどと共に
数千年間の栽培化のプロセスを経て、メソアメリカの最も重要な食糧源となった。
トウモロコシは前7000年頃、メキシコの中南部バルサス川流域で
テオシンテという野生種から栽培化が行われたと考えられていて、穀物として
また糖分の補充、発酵した飲料としても消費され
メソアメリカの形成期間前・中期(前2000〜前500)には
これらの多様な栽培種を食糧源とした、定住村落が生まれ
その後の階層社会形成の源となった。

「メタテ」(石皿)
テオティワカン文明 250〜550年 テオティワカン、ラ・ベンティージャ出土 玄武岩
「マノ」(石棒)
テオティワカン文明 250〜550年 テオティワカン、ラ・ベンティージャ出土 玄武岩

トウモロコシの実を挽く台の石皿と、その上で実をすりつぶす石棒。
テオティワカンの住居跡から、埋葬の供物として出土し
埋葬者が使った道具と思われる。
トウモロコシを石灰水で下茹でし、さらにメタテとマノを使ってすりつぶすことで
栄養価が高まり、長期保存も可能になるという調理法が
当時すでに確立されていた証拠です。
2023年7月17日7メタテとマノ

チコメコアトル神の火鉢」(複製)
現品・アステカ文明 1325〜1521年 メキシコシティ トラワク地区出土 土器、彩色

雨、豊穣、生命の維持に関連する男女の神々を表している。
日本と同様、古代アステカにも、森羅万象に宿る八百万の神がおわしたとのこと。
大切なトウモロコシを掲げていますね。
2023年7月17日8チコメコアトル神の火鉢

古代メキシコへのいざない」(天体と暦)
メソアメリカでは、四季よりも雨季と乾季の違いが農業にとって重要で
自然界の変動を予測する、365日の太陽暦が機能していた。

「暦の文字」
マヤ文明 647年頃 パレンケ、忘れられた神殿出土 漆喰

パカル王が築いた「忘れられた神殿」の柱を覆った碑文の一部。
左側の文字が数字の10、右側の文字が暦の20年の単位である
カトゥン(古典期マヤ語・ウィニクハッブ)を表す。
このようにマヤ文字は、主字・接字と呼ばれる単体の文字の
組み合わせで構成されており、その数4万字以上と考える研究者もいるそうです。
2023年7月17日9暦の文字

「夜空の石板」
アステカ文明 1325〜1521年 メキシコシティ出土 安山岩

主面には夜空を表現した浮き彫りがある。
両脇には縦長の2本の帯状の部分があり、それぞれに金星を表す三葉のグリフと
2つ一組になった目のついた星が、交互に重ねられている。
縦長の中央部分には、高所から降りてくる鳥と、2人の人間が表されている。
アステカ神話では、戦場で死んだ戦士や、生贄の石の上で殺された戦士の魂は
太陽が天空を進行するのに、同行する使命があったと伝えられる。
当時の貴族宅から、石器や道具が発見されていることから
こうした石碑作りは庶民ではなく、エリート層が担っていたと考えられています。
2023年7月17日10夜空の石板
次回は、「球技」についての展示です。
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