2021年月夜野10/31-6-
2022-08-31
矢瀬遺跡から、こんな山奥にまでやってきました。
あちこちに見事な紅葉が広がっています。
ここは、迦葉山龍華院弥勒寺。
天台宗の寺院として開山したのち、曹洞宗に改宗され
江戸時代には徳川家から10万石の格式を許された、由緒あるお寺です。
案内図を見ると、かなり広そう。
階段を登ると、左手に坐禅堂が現れます。
中興開山の僧侶を助けた、中峰という神童が、いつしか霊験あらたかな
迦葉天狗として崇められるようになったそうです。
天狗の下駄も置かれています。
熊出没注意との看板がありますが
「そりゃ出るだろうね」というほどの山奥です。
坐禅堂から拝殿へ行く途中にある鐘楼。
拝殿。
参拝をし、さらに奥へ進みます。
中雀門は、変わった作りになっていて
一度、門の中で降ります。
ここにも、熊出没注意の案内が。
門の外で再び地上に出ると、目の前に朱色の橋が現れます。
橋を渡り階段を登ると

朱色の橋に戻ってきました。
なんとなく立ち寄った迦葉山龍華院弥勒寺でしたが、参拝客も多く
歴史を感じる良いお寺でした。改めてゆっくり再訪したいものです。
迦葉山龍華院弥勒寺を出発し、この旅最後の秘湯へ。
それがここ、奈女沢温泉釈迦の霊泉。
とにかく、辿り着くまでの道が、まず凄い。
舗装されていない細い1本道で、対向車が来たら、すれ違いはまず無理かと思われます。
温泉施設にも「熊出没注意、施設内でも本当に出ます。」
ゆっくり写真を撮っている余裕はなく、急いで建物の中へ。
受付では、係の女性が「ペットボトルは持っていますか?」
入浴者は、4Lまで源泉を汲んでよいそうです。
「体にいいから、用意してあるコップでたくさん飲んでいってくださいね」
ラジウム鉱泉である奈女沢温泉は、種々の病に効能があるとされています。
また入浴すると、芯から体が温まり、肌もすべすべになります。
行くのは大変ですが、とてもいい温泉でした。
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