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~山の上から地の果て、水の中まで~

ダイビングや山登り、旅行のブログです。現地で出会った、美味しいものも紹介しています。

2022年相模川ふれあい科学館11/20

以前から一度訪れてみたかった、相模川ふれあい科学館に行ってきました。
2022年11月20日1相模川ふれあい科学館
ふれあい科学館は、相模川とその周辺の生物や環境に特化した展示が
話題となっています。
最初の展示は、この科学館のコンセプトを象徴する
相模川のシンボルフィッシュ「アユ」からスタート。
2022年11月20日2相模川ふれあい科学館・アユ水槽
この日は企画展「昔と今の生き物展」が、開催されていて
その関連展示の、デンキウナギ。
2022年11月20日3相模川ふれあい科学館・ミニトーク水槽
2022年11月20日4相模川ふれあい科学館・デンキウナギ2022年11月20日5相模川ふれあい科学館・デンキウナギ2022年11月20日6相模川ふれあい科学館・デンキウナギ
絶滅の恐れがある「タナゴ」を集めた、タナゴ水槽。
2022年11月20日7相模川ふれあい科学館・タナゴ水槽
相模川から一度海に出て、また相模川に戻ってくる、回遊魚を展示した「回遊魚水槽」
2022年11月20日9相模川ふれあい科学館・回遊魚水槽
水槽を坂に沿って配置し、高い方から上流・中流・下流と川の流れに見立てた展示の
「流れのアクアリウム」
2022年11月20日8相模川ふれあい科学館・流れのアクアリウム2022年11月20日10相模川ふれあい科学館・流れのアクアリウム
屋外は、餌付けができる水槽で、子供達に大人気。
2022年11月20日11相模川ふれあい科学館
照明が暗くてうまく撮影できませんでしたが、実際はもっとたくさんの展示物があります。
対象の生物を相模川流域に絞っているうえ、展示方法もよく工夫されており
学芸員さんの熱意が伝わってきました。とても面白かったです。
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2022年南極観測船「宗谷」11/12-4-

広々とした甲板に出ました。
2022年11月12日宗谷39ヘリコプター発着甲板
この広いエリアが、ヘリコプター発着甲板です。
2022年11月12日宗谷40ヘリコプター発着甲板
木造の救命艇
海上保安庁」のロゴが旧式ですね。
2022年11月12日宗谷42救命艇2022年11月12日宗谷41救命艇
救命艇とは別に、膨張式救命いかだも搭載しています。
2022年11月12日宗谷43膨張式救命いかだ
ヘリコプター発着甲板から「護衛艦くまの」の姿が見えました。
2022年11月12日宗谷44護衛艦くまの
ブリッジに上がり、操舵室へ。
2022年11月12日宗谷46操舵室2022年11月12日宗谷45操舵室
操舵室には、面白いものがたくさんあります。
操舵室の意志を館内に伝える、伝声管
今でも、一部の古い自衛艦には取り付けられているそうです。
2022年11月12日宗谷47伝声管
壁には、たくさんの電話。
アナログ感がたまりません。
2022年11月12日宗谷48操舵室
こんなに小さな舵で、大きい船が左右に動くとはビックリ。
2022年11月12日宗谷49舵
コンパス。
現代の船なら、これにGPSも付いているんでしょうね。
2022年11月12日宗谷50コンパス
ブリッジからの眺望。
眼下に見えているのは、1番最初に見た、2・3番ハッチ
2022年11月12日宗谷51ブリッジからの眺望
船に詳しい人なら、ファンネル・マークを見れば、その船がどこに所属しているのか
すぐにわかるようです。
この「宗谷」は、ブルーの帯とコンパス・マークなので、
海上保安庁の所属ということになるのですね。
因みに、現在の南極観測船「しらせ」は、海上自衛隊の所属だそうです。
2022年11月12日宗谷53ファンネル・マーク2022年11月12日宗谷52ファンネル・マーク
護衛艦に乗艦できなかったのは残念でしたが、代わりに貴重な宗谷の見学ができたのは、ラッキーでした。

2022年南極観測船「宗谷」11/12-3-

左舷から右舷に移動する時は、一度表に出ます。
そこに展示されている、電動揚貨機。
2022年11月12日宗谷18電動揚貨機2022年11月12日宗谷17電動揚貨機
右舷側に入ります。

南極観測船宗谷に関しては、特に有名なエピソードが2つあります。
1957年1月15日、越冬隊員に見送られ帰国の途についた宗谷
翌日から天候の悪化に見舞われ、氷に閉じ込められました。
宗谷を救ったのは、当時は冷戦期だったソ連の砕氷船オビ号です。
これは、宗谷のSOSを受信したオビ号が救援に来た時の、宗谷への電報。
2022年11月12日宗谷20電報
もう一つの有名なエピソードは、翌1958年のこと。
探照灯や電話アンテナがもぎ取られるほどの悪天候、猛吹雪により
第二次越冬・本観測を断念し、隊員たちは帰途につきました。
1年後、ヘリコプターで昭和基地に向かっていた第3次越冬隊は、
上空から、2頭の犬が生存していることを確認します。
これが有名な「タロとジロ」の話で、高倉健さん主演「南極物語」として
映画化もされました。
2022年11月12日宗谷23タロとジロ2022年11月12日宗谷24タロとジロ
船員の為の調理室。
長い船旅で、最も力になるのが食事。当時から、様々な工夫を凝らしていたのでしょう。
2022年11月12日宗谷22調理室2022年11月12日宗谷21調理室
宗谷のエンジンは、新潟鉄工製8気筒2400馬力。
2022年11月12日宗谷198気筒エンジン
エンジンから出た排気ガスを外に逃す、大きなエンジン煙道。
2022年11月12日宗谷25エンジン煙道
1957年のみならず、宗谷は何度も氷に閉じ込められたようです。
2022年11月12日宗谷26脱出作戦
当時の防寒装備。
現代に比べると、防寒性能はそうとう低いでしょうね。
2022年11月12日宗谷27防寒装備2022年11月12日宗谷28防寒装備
Drが妙にリアルな展示の、治療室。
2022年11月12日宗谷29治療室2022年11月12日宗谷30治療室
通路の一番奥にあるのが、観測隊浴室。
2022年11月12日宗谷31観測隊浴室
2022年11月12日宗谷32観測隊浴室
入口で、青函連絡船羊蹄丸のスクリューに騙されましたが
こちらは本物の、南極観測船宗谷のスクリュー。
2022年11月12日宗谷33スクリュープロペラ2022年11月12日宗谷34スクリュープロペラ
南極で越冬した、日本初の猫「タケシ」
2022年11月12日宗谷35南極越冬ネコの「タケシ」2022年11月12日宗谷36南極越冬ネコの「タケシ」
通信室。
宗谷のコールサインは「JDOX」だったそうです。
2022年11月12日宗谷38通信室2022年11月12日宗谷37通信室
それでは甲板へ。

2022年南極観測船「宗谷」11/12-2-

まずは、左舷側からの見学になります。
館内に入って順路通り進むと、最初に現れるのが「士官食器室
2022年11月12日10宗谷士官食器室
見えている棚が、説明にある差し込み式の棚です。
それにしても、62度の傾きとは・・・
2022年11月12日9宗谷・士官食器室
機関長室
2022年11月12日宗谷12機関長室
「長」のつく人しか与えられなかった、個室の1つです。
2022年11月12日宗谷11機関長室
士官食堂
2022年11月12日宗谷14士官食堂
額に入った「宗谷」の文字は、南極観測船当時の船名文字。
2022年11月12日宗谷13士官食堂
本物の南極の氷
2022年11月12日宗谷15南極の氷
歴代の南極観測船
現在の「南極観測船しらせ」は、4代目だそう。
2022年11月12日宗谷16歴代南極観測船
続いて、右舷側を見学します。

2022年南極観測船「宗谷」11/12-1-

ターミナルビルから見えたオレンジ色の船の正体は
初代南極観測船「宗谷」でした。
千葉のサッポロビール園の前に停泊している、南極観測船「しらせ」と比べると
びっくりするほど小さい。
2022年11月12日1南極観測船宗谷
近付いてみると、船の前には大きなスクリューが展示されています。
この船のサイズに対して、ずいぶんと大きいなぁ。
やっぱり、南極の氷を割りながら進むには
このくらい大きなスクリューじゃないとダメなのかな?
2022年11月12日2青函連絡船羊蹄丸
よく見たら、青函連絡船羊蹄丸のスクリューでした。
この展示は、紛らわしいぞ(笑)
2022年11月12日3青函連絡船羊蹄丸
肝心の宗谷は、乗船して見学できるようです。
それも無料!
2022年11月12日4南極観測船宗谷
早速、乗船させていただきます。
2022年11月12日5南極観測船宗谷
階段を登るとすぐ、ブリッジの下に出ます。
2022年11月12日6宗谷
ブリッジの前にあるのは、2番・3番ハッチ
2022年11月12日8宗谷・2番・3番ハッチ2022年11月12日7宗谷・2番・3番ハッチ
それでは船内へ向かいましょう。

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プロフィール

Oつがい

Author:Oつがい
ダイビングと、旅行が趣味の
Oつがいです。
ダイビングは、主に
伊豆で、潜っています。
カメラは、O夫が
Nikon P7100
Oつまが
SONY RX100Ⅱを
使っています。
山登りや、ツーリングも
大好き。
バイクはRVF
車はSHUTTLE HYBRIDで
あちこちに、出没。
家の近所から、世界の町まで
美味しいものを求めて
さすらっています。

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