2022年相模川ふれあい科学館11/20
2023-04-23
以前から一度訪れてみたかった、相模川ふれあい科学館に行ってきました。
ふれあい科学館は、相模川とその周辺の生物や環境に特化した展示が
話題となっています。
最初の展示は、この科学館のコンセプトを象徴する
相模川のシンボルフィッシュ「アユ」からスタート。
この日は企画展「昔と今の生き物展」が、開催されていて
その関連展示の、デンキウナギ。
相模川から一度海に出て、また相模川に戻ってくる、回遊魚を展示した「回遊魚水槽」
水槽を坂に沿って配置し、高い方から上流・中流・下流と川の流れに見立てた展示の
「流れのアクアリウム」
屋外は、餌付けができる水槽で、子供達に大人気。
照明が暗くてうまく撮影できませんでしたが、実際はもっとたくさんの展示物があります。
対象の生物を相模川流域に絞っているうえ、展示方法もよく工夫されており
学芸員さんの熱意が伝わってきました。とても面白かったです。
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2022年南極観測船「宗谷」11/12-4-
2023-04-20
広々とした甲板に出ました。
この広いエリアが、ヘリコプター発着甲板です。
木造の救命艇。
「海上保安庁」のロゴが旧式ですね。
ヘリコプター発着甲板から「護衛艦くまの」の姿が見えました。
ブリッジに上がり、操舵室へ。
操舵室には、面白いものがたくさんあります。
操舵室の意志を館内に伝える、伝声管。
今でも、一部の古い自衛艦には取り付けられているそうです。
壁には、たくさんの電話。
アナログ感がたまりません。
こんなに小さな舵で、大きい船が左右に動くとはビックリ。
コンパス。
現代の船なら、これにGPSも付いているんでしょうね。
ブリッジからの眺望。
眼下に見えているのは、1番最初に見た、2・3番ハッチ。
船に詳しい人なら、ファンネル・マークを見れば、その船がどこに所属しているのか
すぐにわかるようです。
この「宗谷」は、ブルーの帯とコンパス・マークなので、
海上保安庁の所属ということになるのですね。
因みに、現在の南極観測船「しらせ」は、海上自衛隊の所属だそうです。
護衛艦に乗艦できなかったのは残念でしたが、代わりに貴重な宗谷の見学ができたのは、ラッキーでした。
2022年南極観測船「宗谷」11/12-3-
2023-04-16
左舷から右舷に移動する時は、一度表に出ます。
そこに展示されている、電動揚貨機。
右舷側に入ります。
南極観測船宗谷に関しては、特に有名なエピソードが2つあります。
1957年1月15日、越冬隊員に見送られ帰国の途についた宗谷は
翌日から天候の悪化に見舞われ、氷に閉じ込められました。
これは、宗谷のSOSを受信したオビ号が救援に来た時の、宗谷への電報。
もう一つの有名なエピソードは、翌1958年のこと。
探照灯や電話アンテナがもぎ取られるほどの悪天候、猛吹雪により
第二次越冬・本観測を断念し、隊員たちは帰途につきました。
1年後、ヘリコプターで昭和基地に向かっていた第3次越冬隊は、
上空から、2頭の犬が生存していることを確認します。
映画化もされました。
船員の為の調理室。
長い船旅で、最も力になるのが食事。当時から、様々な工夫を凝らしていたのでしょう。
宗谷のエンジンは、新潟鉄工製8気筒2400馬力。
エンジンから出た排気ガスを外に逃す、大きなエンジン煙道。
1957年のみならず、宗谷は何度も氷に閉じ込められたようです。
当時の防寒装備。
現代に比べると、防寒性能はそうとう低いでしょうね。
Drが妙にリアルな展示の、治療室。
通路の一番奥にあるのが、観測隊浴室。
入口で、青函連絡船羊蹄丸のスクリューに騙されましたが
こちらは本物の、南極観測船宗谷のスクリュー。
南極で越冬した、日本初の猫「タケシ」
通信室。
宗谷のコールサインは「JDOX」だったそうです。
それでは甲板へ。
2022年南極観測船「宗谷」11/12-2-
2023-04-12
2022年南極観測船「宗谷」11/12-1-
2023-04-10